斎藤元彦氏が兵庫県知事に再選したことが大きなニュースになっています。
斎藤元彦氏に対するポジティブな声や、リーダーシップへの評価が再選につながったようですね。
一方で、斎藤元彦氏への職員の間でささやかれる課題や批判的な声があるのも事実です。
この記事では、斎藤元彦氏に対する県民と職員の意識のギャップを深掘りし、斎藤元彦氏が再選された理由と真相について迫っていきます。
どうぞ最後まで読んで下さいね。
- 斎藤元彦が支持された理由
- 斎藤元彦を選んだ兵庫県民の心理
- 斎藤元彦と兵庫県職員との今後の関係は?
斎藤元彦が支持された理由とは?
パワハラやおねだり疑惑で兵庫県知事を失職した斎藤元彦氏が、兵庫県知事選挙で僅差で勝利を収めました。
あれだけ百条委員会で公に数々の疑惑をかけられていたにもかかわらず、兵庫県知事に勝利したのはなぜなのでしょうか。
当時は兵庫県民のインタビューでも、斎藤元彦氏に対して批判的な声もありました。
兵庫県の恥だわ
ほんと早く辞めてほしい
しかしながら出直し選挙の結果としては、兵庫県民に支持される形となったわけですね。
斎藤元彦氏への批判的な意見が取り立たされていましたが、斎藤元彦氏の兵庫県知事時代の実績を評価する声もあったようです。
斎藤元彦氏が残した実績とはどんなものでしょうか。
斎藤元彦の兵庫県知事時代の実績とは?
斎藤元彦氏は兵庫県知事での実績は、公約に基づいた結果が高く評価されています。
- 県立大学の授業料無償化
- 公用車センチュリーを廃止
- 知事の給与30%減・退職金カット50%減
- 県職員OB の外郭団体への再雇用を規制(65歳以上→65歳)
実に斎藤元彦氏は選挙時の公約について、173項目のうち171項目に着手、達成をしています。
実に報道によってパワハラ、おねだり疑惑が取り立たされていましたが、実はやることはやっていたという一面はあまり知らされてなかったのかもしれません。
このような兵庫県知事時代の評価が、斎藤元彦氏の知事再選を支える基盤となったのでしょう。
斎藤元彦の再選を支えた具体的な政策とは?
斎藤元彦氏は兵庫県知事再選の公約として、『攻めの県政』を掲げていました。
- 未来を担う若者が輝く兵庫
- 誰もが活躍できる兵庫
- 安全安心に暮らせる兵庫
- 県政改革等が進む兵庫
斎藤元彦氏は前兵庫県知事として実現してきた実績をベースとして、さらに兵庫県民が躍動して暮らせる兵庫県にしていきたいと訴えかけました。
それが兵庫県民にとっては何かやってくれるだろうという期待感を生んだのかもしれません。
斎藤元彦が知事選で見せた強みとは?
おはようございます!
— 兵庫県知事 さいとう元彦 (@motohikosaitoH) October 8, 2024
今朝は、加古川駅前にて街頭活動を行いました。
温かいお声がけを多くいただき、励みになります。
ありがとうございます。 pic.twitter.com/rChvita5I1
兵庫県知事選は蓋を開けてみれば斎藤元彦氏が僅差で勝利を勝ち取った形になっていますが、斎藤元彦氏が挑んだ出直し選挙活動はいばらの道でした。
斎藤元彦氏は前職を失職した状況があまりにも敵ばかりという状況で辞職していますので、斎藤元彦氏の選挙活動には誰も足を止めない状況でした。
さすがに兵庫県民も二度と斎藤元彦氏には県知事は任せられないといった気持ちだったに違いありません。
斎藤元彦の公式SNSで県民の意識に変化
✨グランドフィナーレ✨
— 【公式】さいとう元彦応援アカウント (@saito_ouen) November 16, 2024
たった1人から始まった挑戦でした。本日の三宮、その場にいてくださったすべての方に感謝いたします。来られなかった方やライブで応援してくださった方、支えてくれたすべての皆様、本当にありがとうございました。皆様の想いを、必ず形にしましょう。#兵庫の躍動を止めない pic.twitter.com/C1FPilcgBU
当初斎藤元彦氏の選挙活動は厳しいとの見方が多数でしたが、斎藤元彦氏の選挙活動のSNS配信を見た県民の人々の気持ちの変化が起こってきたんですよね。
真摯に県民に対して訴えかえる斎藤元彦氏のありのままの姿を見たことで、ちょっと斎藤元彦氏の選挙演説を聞いてみようという人々が増えていったのでしょう。
斎藤元彦氏が現れる街頭演説には徐々に多くの人々が集まるようになり、県民に直接訴える対話型のリーダーシップを発揮していったんです。
これまでの県政の閉塞感を払拭してくれるのではという期待感を肌で感じたのでしょうね。
選挙演説のグランドフィナーレではまるでアイドルタレントのゲリラライブさながらの盛り上がりですよね。
これはすでに異常値であり、斎藤元彦のSNSには『#斎藤元彦がんばれ』といったハッシュタグもつくほどその支持層を獲得していったんです。
斎藤元彦のSNS導入による支持層の変化
斎藤元彦氏のSNS導入による選挙活動では、斎藤元彦氏支持層の変化が明らかに増えていったことが分かります。
斎藤元彦氏は、各地の現場を直接訪れて、その地域住民に対して政策を訴えかけてきました。
その地域住民からすると斎藤元彦氏の公約である「誰もが活躍できる兵庫」を実現してくれるのではないかと支持する考えに変わっていったのでしょう。
当初は他の候補者に投票を決めていた人も、斎藤元彦氏へ票が流れたのも影響したでしょう。
この選挙活動だけで見ると、すでにパワハラやおねだりをしていた斎藤元彦氏の存在は県民にはなかったのでしょうね。
そして斎藤元彦氏は見事に知事選を勝ち抜き、二期目の兵庫県知事を勝ち取ったのです。
斎藤元彦が知事再選後の職員との課題
斎藤元彦氏が知事になり兵庫県庁への初登庁は、失職した時の状況とは一変していました。
人の心は移ろいやすいものですね。
たしかに今回の出直し選挙で斎藤元彦氏は兵庫県民の心は概ね射止めました。
しかし斎藤元彦氏は県職員と一丸となって公約を実現していけるかが今後の課題でしょう。
斎藤元彦のアンチ勢力との課題
県民に後押しを受けて兵庫県知事に返り咲いた斎藤元彦氏には、一方で県議員、県職員にはアンチ勢力も存在します。
斎藤元彦氏は前知事時代は百条委員会での数々の尋問を受けていて、その結論を見送ったまま知事職を失職した経緯があります。
県職員にすれば今回の出直し選挙で民意は得られず、選挙には落選するという見方が大抵だったと思います。
しかしながら県職員の予想とは裏腹に、斎藤元彦氏が県知事に返り咲いたことは想定外だったでしょう。
斎藤元彦と仕事を一緒にしたことがある職員は斎藤元彦氏の真の姿を知っているため、またパワハラを受けるのではないかと怯えている職員もいるようです。
そのため県職員の中には兵庫県職員を辞職することを考えている人も多くいるようです。
兵庫県議会竹内英明議員の不可解な辞職
兵庫県議会議員の竹内英明議員が一身上の都合を理由に11月18日に議員辞職しました。
兵庫県議会の竹内英明議員が18日、一身上の都合を理由に、議員を辞職しました。
引用元 NHK
竹内英明議員の辞職理由は一身上の都合となっていますが、実際のところは知事選を巡ってSNSで誹謗中傷を受けていたことが理由のようです。
関係者によると、知事選を巡ってSNSで 誹謗
引用元 読売新聞オンライン
中傷を受けたとして周囲に相談していたという。
知事選を巡ってのSNSでの誹謗中傷の内容について、百条委員会の上野英一県議が言うには、
竹内英明議員は『選挙戦を通じて言葉の暴力、ネットの暴力が拡散した。家から出ることも難しい状況で、家族を守るのを優先する』と周囲の関係者が漏らしていたようです。
しかしながら斎藤元彦氏を厳しく追及していた竹内英明議員の突然の辞職について、あらゆる憶測が飛び交っています。
辞職したタイミングが斎藤元彦氏の当選が決まった直後ということが何か隠蔽しているとの指摘があります。
竹内さんの行動は不可解。しっかり説明を行うべき
選挙の結果で斎藤さんが落選してたら、しれーっと続けてたんちゃうんか。これは逃げたと思われても仕方なし
百条委員会で真実を明らかにするんじゃあないのか
兵庫県…闇深すぎるやろ
斎藤元彦氏の追求を行っていた張本人の突然の辞職について、兵庫県民からは竹内議員の辞職について疑問を残しています。
斎藤元彦氏と県議会議員、県職員の関係性については、選挙を経ても変化がなく県政の進行が難航しそうな予感がします。
まとめ
斎藤元彦知事が再選された理由とは?県民と職員の意識に大きなギャップというテーマでお伝えしました。
- 斎藤元彦氏が知事選を再選をした背景には県民からの高い支持がありました。
- 斎藤元彦氏はSNSを通じて県民からの支持を伸長させていきました。
- 斎藤元彦氏は前知事時代には98.8%の公約を実現してきました。
- 斎藤元彦氏と県議会、県職員との関係は未だに解決には難航しそう
- 斎藤元彦氏に対する県民と県職員との認識には大きなギャップがある
斎藤元彦氏は県民の支持は得て見事に県知事の再選を果たしましたが、県議会、県職員の支持が得られるのかどうかが今後の課題です。
斎藤元彦氏はパワハラによる諸問題について二期目には真実を明らかにすることが求められるでしょう。
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