パリオリンピックの卓球で奇妙なラケットをもっている選手がいましたね。
ふつうは卓球のラケットは丸い形をしていますが、
その奇妙なラケットはなんと六角形の形をしていたんですよね。
六角形のラケットをもっている選手はスウェーデンの代表選手でしたが、
スウェーデンでは卓球のラケットに特に規定はないのでしょうか。
卓球のラケットの規定で決められているものはどういう内容なのか、
またスウェーデンの代表選手は誰なのかについてもお伝えしていきたいと思います。
- 卓球のラケットの規定で決められているものはなに?
- 卓球のラケットで六角形の形はあり?
- 六角形のラケットを使っていたスウェーデンの選手は誰?
卓球ラケットの規定で決められているものは?
オリンピックで卓球が盛り上がっていますが、
卓球のラケットについても色々と規定があるのではと思っていたんですけど、
卓球のラケットの規定で決められている内容については、思いのほか自由度が高いようです。
必ず守らなければならないのは、ラケットの素材とラバーに関しては規定が定まっているんですね。
- 素材『持ち手をのぞいたラケット面の85%以上を天然の木材にすること』
- ラバー『規定上、色は赤と黒のみが認められている』
簡単に言ってしまうと、この2つを守っていればいいみたいなんです。
ただ、ラバーについては厚さの規定があって、
- ラバーシートの厚さは2mmまで
- ラバーシートとスポンジの合計の厚さは4mmまで
ラバーシートと、スポンジの厚さには規定があるんですね。
卓球ラケットの形状で六角形はあり?
卓球のラケットで規定があるのは、ラケットの素材とラバーの色や厚みということは分かりましたけど、
オリンピックで使用していた六角形の変形したラケットは使っていいのでしょうか?
実は、卓球のラケットは大きさ、重さ、形などは特に規定で決まってないようなんです!
卓球のルールブックには、
「ラケットの大きさ、形状、重量は任意とする。」
と記載されているんです。
極端だと思われるかもしれませんが、
- 形:巨大ラケット、穴あきラケット、星形、ハート型などの形をしたラケットでも良い。
- 大きさ・重量:ラケットのサイズや重量に関しては規定はない。
ということは六角形でも問題ないんだ。
ただし、国内の大会では日本卓球協会が審査を行い公認済のラケットしか使用できないとの注意事項もあります。
通常卓球のラケットの大きさは、15~16cm程度の楕円形のような形をしているものがほとんどです。
卓球協会が定めている規定でいけば、もっと大きなものや逆に小さなものでも問題はないんですね。
六角形のラケットを使っていたスウェーデン選手は誰?
六角形のラケットをもっていたスウェーデンの卓球選手はトルルス・モーレゴート選手です。
トルルス・モーレゴード選手は世界ランキングで26位でしたが、
パリオリンピックでの躍進によりランキングを10位まであげています。
やはり六角形ラケットの効果なんでしょうか。
トルルス・モーレゴート選手の成績は?
トルルス・モーレゴート選手のスウェーデンは決勝戦まで進み、中国との対戦となりましたが、
結果は中国の勝利となり、スウェーデンは銀メダルの獲得となりました。
トルルス・モーレゴード選手の六角形のラケットによって決勝までいけたのかもしれないですね。
世界ランク26位・モーレゴード、スウェーデンに24年ぶりの五輪メダルもたらす
引用元 Rallys
今後は世界中が六角形のラケットに注目してくることは間違いないですね。
まとめ
卓球の六角形のラケットについてラケットの規定についてお伝えしてきました。
まとめますと、
- 卓球のラケットの規定ではあるのは、ラケットの素材(85%天然木材)とラバーの色(赤と黒)
- 意外にも規定がなく任意とされているのは、大きさ、形状、重量
- パリオリンピックで六角形のラケットを使用していたのは、スウェーデンのトルルス・モーレゴート選手
- トルルス・モーレゴード選手は六角形のラケットの効果で銀メダルを獲得
- トルルス・モーレゴード選手は世界ランクが26位から10位に上がった
日本の卓球は楕円形のラケットを使用してますが、
六角形のラケットが注目されたことで、
今後は六角形のラケットの使用が増えてくるかもしれませんね。
今後の卓球界の躍進を期待したいと思います。
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